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カリフォルニア大学出版のOA

 

University of California Press Introduces New Open Access Publishing Programs | The Scholarly Kitchen

 

カルフォルニア大学出版が、新しいモノグラフとジャーナルをオープンアクセスで出版したというS.Kitchenの記事。書き手はユタ大学図書館のリック・アンダーソンさん。

 

Yesterday, the University of California Press announced two new open access (OA) publishing initiatives. One (Luminos) will publish scholarly monographs; the other (Collabra) is a mega journal created along lines somewhat similar to those of PLOS ONE, with a couple of important differences—notably, a business model that relies partly on library memberships and that provides payment to peer reviewers and editors, payment which they may opt to accept or to pass along, either to their local institutions’ OA subvention funds or back to Collabra to support its own APC waiver fund.

 

オープンアクセスについての調査機関の報告

市場調査会社SImba Information がオープンアクセスについての調査結果を報告しいてる。

 

■2016年の最新の報告書についてのカレントアウェアネスの記事

オープンアクセス論文数は全研究論文数の2倍のペースで増加 Simba Informationがオープンアクセス市場に関するレポートを公表 | カレントアウェアネス・ポータル

 「OA研究論文数の増加ペースは、全研究論文数の増加ペースの2倍に達しており、エンバーゴ期間を終えて公開された論文を含めれば、世界の論文の3分の1はOAになっているとしています。出版者の論文処理加工料(APC)収入も急速に増加していますが、それでも2015年のSTM出版売上の3.2%を占める程度」

 

 

 

■こちらは同じカレンとアウェアネスの記事

オープンアクセスの書籍からの収益は2020年にかけて年30%で成長:Simba Informationによる調査 | カレントアウェアネス・ポータル

「2020年にかけて、書籍の収益は年率1%で減少すると見込まれる一方、OAの書籍からの収益は年30%で増加」

「特に研究費が限られている人文・社会科学分野において、ゴールドOAの手法は容易ではない」

「大学出版局が、この数十年間に渡り、様々な資金調達方法を開発してきた」

ことを報じている。

 

 

■こちらは、この原文。

Simba Information: Open Access Books Poised to Grow 30% a Year Through 2020

 

特に気になる部分

The university presses active in these areas have relied on a variety of funding sources for decades, a combination of direct and indirect institutional funding, and now crowd sourcing and special non-traditional library budgets.

 

 

ちなみに、2014年の9月にも、市場調査の会社Simba Informationがオープンアクセスに関する調査報告書を発表した。カレントアウェアネスが報じている。

 

Simba Information、オープンアクセスジャーナルの市場情報についての報告書を公表 | カレントアウェアネス・ポータル

 

 

オープンアクセスなどについての論文

▼林和弘さんの論文 2015年

CA1851 - 世界のオープンアクセス、オープンサイエンス政策の動向と図書館の役割 / 林 和弘 | カレントアウェアネス・ポータル

 

▼佐藤翔さんの論文 2013年

オープンアクセスの広がりと現在の争点

 

▼「なぜエルゼビアはボイコットをうけるのか」

  2014年オープンアクセスジャパン主催の研究成果発表会

http://user.keio.ac.jp/~ueda/papers/sc2014.pdf

 

 

オープンアクセス大学出版と伝統的な大学出版との比較

2011年に発表された Educational Technology & Society, 14 (3), 231–239 掲載の論文。オープンアクセス大学出版と伝統的な大学出版を比較した調査結果が報告されている。

 この論文ではAUPressと伝統的なカナダの3つの大学出版を比較。AmazonカナダとAmazonコムのランキングを利用してアトランダムにサンプルを抽出した結果、両者の販売数に差は見られなかった。しかしオープンアクセスのダウンロード数から明らかなように、AUPressは多くの読者を獲得している。

Athabasca University Pressは2007年に設立されたカナダで最初のオープンアクセスの大学出版。

 

http://ifets.info/journals/14_3/19.pdf

エルゼビアの論文使用不可問題

ドイツ、台湾、ペルーの科学者たちが、この1月からエルゼビアのサイトにアクセスできなくなっている。理由は高騰するジャーナルの購読料に各国の研究組織コンソーシアムが支払いを行なえなくなったから。

それぞれの国には執筆をボイコットする研究者も現れたり。

ただ、なかにはSci-Hubを使えば、問題なく世界中の論文にアクセスできるという声も。

 

▼Scienceの記事

www.sciencemag.org

 

▼この事態を報じる2016年5月のNature. 

 

▼名門のひとつ Göttingen University(ゲッティンゲン大学 のホームページでもこの事態が報じられている。(ゲッティンゲン大学)はハーバーマスフッサールの出身校。

ゲッティング大学では440のジャーナルがエルゼビアによって提供されていた。

 

www.sub.uni-goettingen.de

 

▼科学技術情報プラットフォーム(12/20)でも報道

jipsti.jst.go.jp

 

▼こちらはSci-hubについて日本語で書かれたサイト。よくまとまっている。

www.enago.jp

 

▼歴史をたどってエルゼビアの振る舞いについて記述したブログも 

mcbiophys.hatenablog.com

 

 

▼Sci-hubを伝えるnatureの記事

www.nature.com

 

クラシックのCDばかりを買い続けている

気がついたらもう3月だ。またブログを放ったらかしにしてしまった。購入したCDは順調に増えつづけことしに入ってすでに40枚を超えている。それでも、先週からクラシックばかりを買っているという点がこれまでとことなる。クラシックは長い間避けてきたが、そろそろジャズを買い続けることに疑問を持ち始めていたところなので、聴き始めるにはちょうど良いタイミングだったといえる。

昨年買ったジャズCDは海賊盤か若手の現代ジャズか名盤の廉価再発版がめだった。しかしいまから考えてみるとこれは、よい傾向ではない。海賊盤は当たり外れが多いし、なによりも高価だ。若手の現代ジャズはいまひとつ引っかからない。これが100年後に名盤になるとおもって聴いている人がそもそもいるのだろうか。名盤の廉価版はありがたいが、演奏家の微妙な差異を聴く為だけにこれからつぎつぎと現れる名盤を買い続けるのもどうかとおもうのだ。キリがない。

要するに、これ以上ジャズを聴いていては、かつてコルトレーンやパーカーやマイルスを初めて聴いた(正確には理解出来た)ときの感動はもう訪れないと思うのだ。

そう考えると残りの人生のためには、新しい分野に参入しようかと思い始め、先週からクラシックのCDばかり立て続けに買っているというわけ。初めて知ったのだけれど、クラシックのCDってとても安い。

 

【2016年購入のCD2枚目】

クリフォード・ブラウンは若くして自動車事故で亡くなったこともあって寡作である。ブートレグはどれほど出ているかは知らないが正規盤はそれほどあるわけではなく、おそらくコンプリートではないかと思っていたのだが、なにかの書籍で、このアルバムに収録されているドナ・リーのクリフォードの演奏が素晴らしいとの紹介を目にして、家のCD棚を調べたら未購入だったことがわかったので、ネットで購入した。新譜で1000円。