Apple Musicにエントリーした

 7月に日本でもサービスが始まったApple Musicを先週契約してみた。iPhoneを8.4にバージョンアップして、早速エントリー。いつくかの些細な手続きを経てすぐに聴くことができるようになった。

 


Apple Music - Official Introduction Video - YouTube

 

 ビートルズが収録されていないということはネットでも話題になっていたが、一方ローリング・ストーンズはじゅうぶんにそろっており、まあそのへんは著作権関係の許諾の問題だろうか。すこし、いじってみたところ南米音楽や現代ジャズは問題なくそろっているように思えた。クラシックジャズもほぼ網羅さされている。パーカー、マイルス、アート・ブレイキービル・エバンスなど、コンプリートとは言い難いが、BLUE NOTEなどの有名盤はだいたいありそうだ。さらに、レニー・トリスターノやウォーン・マーシュなどのいかにも通好みのミュージシャンも、CDでは観たことのないアルバムなどが聴けたのは驚いた。いっぽうでアメリカ資本のサービスだからか、日本の音楽はあまりない。80年代歌謡曲も少ないし、ロックの名盤も見かけなかった。

 偏りがありつつも3000万曲を一ヶ月980円で聴き放題というのはとても魅力的だ。CDが登場してからこれまでコツコツと買い続けてきたアルバムがただ同然で手に入るのという事実を前に当初は思考が完全にとまってしまった。登録してから4日ほど経つが、毎晩眠れない夜を過ごしている。なんかトンでもないことが、音楽を聴くことの周辺で起こっていると思えるのだ。

   それはひとことで言えば、量から質への転換ということ。