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Apple Musicはどの程度の高音質で聴くことができるのか?

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 Apple Musicの契約をしてからというもの連日のようにアルバムをダウンロードしている。ダウンロードしたアルバムを聴くのが忙しくて夜も眠れない。本当は、音楽を聴き方を根本から覆すこの革新的なサービスの“意味”をじっくり考たいのだけど、情報量の多さに思考が完全に停止してしまっているという状態である。

 3000万曲を自由に聴くことができるようになったことはじつに衝撃的である。だが、いまのところ、このAppleMUSICでダウンロードした、もしくはストリーミング中の音源は、iPhoneで聴くか、あるいはBluetoothスピーカーで聴くかのどちらかである。この2つの方法で聴く限りは音質はCDからiPhoneに取り込んだアルバムとほぼ遜色はない。

 では、高音質オーディオでどれだけの音質を得ることができるのか、というのが次の課題である。やはり自宅のJBL4311から鳴らしてみたい、AppleMUSICの存在をしってからそういう思いがわき上がってきた。

 そこで、過日、オーディオショップに行って、わたしの自宅のシステムと同じ条件で(DENONのアンプとCDプレイヤーにJBL4311のスピーカー)、iPhoneにダウンロードしたAppleミュージックの音源を再生してもらってみた。デジタルミュージックを通常のオーディオで再生するにはDAコンバータというのが必要なのだがこれを買うとなると数万円をあらたに投資しなくてはならない。そこでまずは試聴させてもらったというわけ。

 結論からいうと、AppleMusicの音源はとても一般のオーディオでは聴くに、たえない。全体的にボワーンというメリハリのない音にしかならなかった。JBLよりも解像度の高いヨーロッパ系のスピーカーで聴くと少しは良くなったけど、やはり全体的なチープ感は拭えない。まあ、店員の話だと情報量がCDの10分の一程度というから、比べる方が無理なのだろうけど。

 それでも、iPhoneBluetoothスピーカーで聴く分にはそれなりに聴けるのだから、そんなものと割り切って聴くのであれば、やはり1ヶ月980円聴き放題は安い。

 ということは、AppleMusicの登場はCD販売とは、意外と競合しないのではないかと思う。いまだにCDを買うような「マニア」は、AppleMusicで“試聴”してから、そのうち本当に気に入ったものだけをCDで購入するに違いないからである。